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キタアカリ
樅の木倶楽部の直営農場「黒木農場」の畑から直接お届けするじゃがいも「キタアカリ」。
じゃがいもの名産地美瑛の丘で育ったキタアカリは、ホクホクで甘い栗じゃがです。
丘の寒暖差が育てるキタアカリの甘みとうまみ
キタアカリは、香りが良く、甘くてなえぐみがないことと、滑らかな舌触りが特徴。
果肉は黄色みを帯び、ホクホク甘いことから別名「栗じゃが」「黄金男爵」などとも呼ばれています。
品種としては、昭和62年に登録されたまだまだ若手のじゃがいもですが、今ではその美味しさが全国に知れ渡り、高い人気と作付量を誇っています。
また、他の品種とキタアカリを見分けるには、目に注目。
よく見ると、キタアカリの目は浅くて赤紫色に着色しているのが分かります。
キタアカリの美味しさの魅力
キタアカリの美味しさの特徴はなんといってもそのホクホク感と上品な甘味・香り。
これらがいかされる主なおすすめ料理はサラダ、ベイクドポテト、粉吹きいもなどです。
また、男爵と比べると煮崩れがしやすく、長時間煮込む料理には不向きですが、電子レンジを使った加熱は香りをいかしやすく、煮くずれもしないので「キタアカリ」に適した調理法といえます。
じゃがいものあれこれ
北海道産のじゃがいもが美味しい理由
その1
じゃがいもは冷涼を好むため、特に生育が盛んな夏季に北海道の気候は最適です。無駄な暑さでストレスを負わないじゃがいも達は、秋に向けての体づくりに集中できます。
その2
北海道には梅雨がなく湿度が低く保たれるので病害や虫害が比較的少なく、じゃがいもの生育にかかる負担が小さくなります。これもやはり、じゃがいもの生育にとって大きな助けとなっているのです。
その3
昼間、じゃがいも達が太陽の光を浴びて蓄えたエネルギーは、夜間に糖分となって土中のいもへ集められるのですが、この時、昼夜の寒暖差が大きいほどよりスムーズに移行が進みます。
また、特に美瑛は丘が連る丘陵地のため、より寒暖差が大きく、美味しいじゃがいもの産地として知られています。
じゃがいもの保存方法
じゃがいもは光に当たるとえぐみが少しずつ増し風味が損なわれてしまいますので、必ず光の当たらない涼しくて風通しのよい場所で保存して下さい。
(一般的にじゃがいもは日持ちがよいと思われがちですが、より美味しくお召し上がり頂くためにはなるべく早めのご使用をおすすめします)
また、長期保存をする場合は、光の当たらない乾燥した3〜5度の低温の場所で保存して下さい。
じゃがいもの芽にはソラニンという有毒物質が含まれており、誤って口にするとめまいや腹痛、下痢などの症状を起こしてしまいますので、芽が出てしまった場合はしっかりと芽の部分をくり抜いて下さい。
じゃがいもの表面が緑っぽくなってしまった場合も、皮を厚めに剥いてご利用下さい。
男爵やキタアカリの煮崩れを減らし美味しく調理する基本
男爵やキタアカリなどの比較的煮崩れしやすいじゃがいもを上手く煮るためには、水から茹でることをおすすめします。
じゃがいもをいきなり沸騰したお湯の中に入れてしまっては、外側の煮崩れが始まっているのに中心部には火が通らず失敗に終わってしまうこともありますが、水から茹でることによってじゃがいもの細胞結びつきを硬化させて煮崩れを減らし、効率よく火を通すことができます。
(それでもやはり長時間煮込むと煮崩れは発生してしまいますので、用途に煮物料理が多い場合はメークインやインカのめざめがおすすめです)